鹿児島SUPER TRIAL series 2007 第二戦 フリーソロ杯
07.9月16日(日) 3日前に発生した台風11号の影響で悪天候の中、ノーマルクラス7台 改造クラス8台の計15台と寂しいエントリー数でしたが、熊本、宮崎からの遠征組を含む真のトライアルフリークを迎え開催されました。
当日のコースコンデションは、当然ウエットで、逆走を含む6セクションが準備されており、ドライを想定したコース設定でしたので当日の朝は急遽手直しが必要となり、大会、競技委員長はバタバタと大忙しでした。手直しが施されたといってもかなり難しい、初心者には引ける様な難関ヶ所が随所に見られるかなりの厳しいセクションでした。

6sec 午前オープン
スペシャルステージとしたご存知粘土質のモーグルで、キャンバーとコブまたぎのラインどりが難関でしたが、大迫選手、増田選手のクリンクリアは立派。
改造はイン直後のビッグタイヤバリアありで、このバリアを通過したのは新人の上野選手只一人でしたが、セクションクリアは0人でした。

5sec 午後オープン
竹輪状のタイヤバリアとロック状のショートヒルクライムダウンが連続するが、ノーマルクラスの選手にとってはやや優しい設定。
改造クラスはコース途中より発破で割ったような多数のロックを置いてあるだけの難関箇所を通過する設定。平岡、高椋選手がクリア、そして流石の実力者川口選手は苦手と言いながらクリンでした。

4sec 午前オープン
3セクの逆走でしたが、木馬とキャンバーターンとが混在するコース幅の狭いセクションで、ノーマルクラスに置いてはそれほど難しくなかったかに思えましたが、ゴール前の木馬超えすぐの左ターンゴールにてこずる場面がみうけられました。
改造クラスは、徳永選手のテクニックが光ったセクでしたが、やはり木馬で亀状態になり、優勝の逃したセクでもありました。

3sec 午前オープン
右ターンからの木馬超えで粗全滅。改造クラスでもここで四苦八苦して減点貰いながらもゴールできたのは、平岡、徳永選手 二名でした。

2sec 午後オープン
本部席前に位置する場所で、改造クラスにとっては気の抜けない大丸太、ビッグタイヤ、大岩と人口物バリバリのセクでしたが、全滅。
ノーマルクラスはヒルクライムダウンとキャンバターンと出口の丸太がミソのセク

1sec 午前オープン
5セクの逆走で、改造クラスは全滅。ノーマルクラスも増田、d松選手のみが通過。

総評
ノーマルと改造が混走する難しいコース設定を両クラスの選手が満足できる前回の大会からの反省という面からも1週間前より思考錯誤しながらセクション設定しましたが、どうしてもドライ設定で作成してしまい、結果とても厳しいコースセクションになりました。
しかし、今大会参加されましたエントラントの方々は、これぞスパトラの厳しさと満面の笑みで感想を述べておられ、とても勉強になりましたとの弁でした。
こういった方々のコメント等が僕等スタッフにとってどれほど力になるかと思えば、感謝感謝です。そしてこれからも精進しなければと思います。
最後に、悪天候の中参加されました全ての皆様、お疲れさまでしたと同時にありがとうございました。そして、数々の豪華協賛品の提供をくださいました三重県鈴鹿市のフリーソロ様、この場をかりて心より感謝申し上げます。
                                                   リポート  大会事務局
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