鹿児島SuperTrial2005series第2戦 フリーソロ杯  レポート
 6月12日(日曜日)どんよりとした天候の中、九州各地の大会での優勝経験者を含む17名の遠征者と鹿児島を代表するチームオーバーテイクをはじめとする地元精鋭12台、合計ノーマルクラス29台のエントラントを集め競技会が行われました。
 コース設定は、幾分競技開始前にウエット用に手直しがあったものの、どのセクションもこれぞスーパートライアルと云えるようなハードな設定でしたが、前回の事も踏まえてテープ幅の広い幾通りのラインを選択できるものに仕上げ、毎回採用されておりました粘土質のモーグルは今回不採用にし、鹿児島特有のシラス土壌の箇所をメインに九州で唯一の木馬等の人工物を多用したセクションが、5コース逆走を含む計6セクが準備されておりました。
 さて、コースセクションとレース進行は1セクでのタイヤバリアで鹿児島勢は粗壊滅状態の中、一人根性と粘りで何とかクリアした西川選手は立派。流石に遠征組は粗クリアし、2セクのSSでは、今年より箱バンのシェラに乗り換えた井手上選手の転倒や、ゴール前の右ターンの穴ポコで思うようなターンが出来ず減点を貰う選手が続出でSSといえども簡単にはクリーンは許さない主催者の意図が伺えました。
午後からオープンされた3セクと1セクの逆走6セクは、明暗を分けるセクにもなり、基本的にタイヤバリア、大丸太、ロック、高さ1.8Mの木馬等の人口物バリバリで、流石に簡単には走破は許さない物でしたが、数名の選手は減点を貰いながらも粘りと根性とテクでゴールして居られました。
4、5セクはシラス土壌の大V字講のキャンバーの利用や小山を利用したアップダウンが基本のセクで、歴戦者には大した高さではないようでしたが、地元勢にとっては恐怖??ではなかったかのように思えました。
実力伯仲の上位の選手は1点を争う展開で、ドンデン返しの連続でしたが、最後に笑った松尾選手の笑顔が印象的でした。この笑顔があるからこそスタッフとして裏方仕事が、なんでもないかの如くできるのだと思える1日でした。
最後に前回に引き続きご協賛頂きました フリーソロ様 及びMoonField様 ありがとうございました。そして参加頂きました全ての皆様へ感謝とお礼を申し上げたく思います。

                                             レポート+写真     事務局
開会式及びドラミ ご同行の亀ちゃん夫人 アナウンスは大会委員長の伊東さん
どこ見てるのかな? カウンティー及び亀チャン等 エントリー受付
ズラリと並んだ29台の精鋭 5セクのシラスセクのイン 4セクインの小山超え
4セクの小山ヒルダウン インとアウトの小山 5セクのアウト付近のステア
1セクアウト付近のタイヤバリア 5セクイン付近のショートステアダウン ラインがずれ込みドつぼに。。。?
ここのRターンはキツイ 今回優勝の松尾選手 カウンティの女性ドライバー 高椋夫人
久々登場の斎藤選手 SSセクでのアナポコ 1セクゴール付近の全景
やはり苦労しておりますSS穴ポコ SSでのキャンバーターン
こけるぅ〜でも木に引っかかりなんとか。。。? 横転1回転で見事着地  初ゴケしても笑顔のV 増元選手
2ページへ