九州オールスターズシリーズ2009第1戦 土壇場車楽 天候 雨

会場となった熊本県の車楽は前夜から雨。昨年同様、最悪のコンデションだ。
朝になってようやく小降りになったのだが、阿蘇の火山灰は真っ黒でよくすべる。地元熊本から参加者が言っていたのだが、阿蘇の黒土は水分を含ませ捏ね繰り回すと粘りが出て、最高だそうだ。
さて、今回も関西、中部地方からも沢山のエントラントと地元九州からのエントラントのモディファイクラス24台、シルエットクラス18台の合計42台の参加があり、9年目をむかえた九州オールスターズ杯始まって以来の多数の参加者でした。
準備されておりましたコースセクションは、どれもドライ設定だったのだが、予想もしなかった前日からの雨天に、4セクのロングヒルクライムを廃止し、
5セクの逆走を4セクとして、6セク以外はすべてウエット設定に変えての競技会だ。
クラス別セクション設定については、粗同コースとしていましたが、各所にマーカーによる通過地点箇所の設置があり、これによってクラス別セクションコースとした。

1セク (午前中消化義務)
セクションインからのロック状の箇所を通過してステアを上り、右ターンしモーグル状に進行しショートヒルダウンアップからのヒルダウンしながらの左ターン。あとは、来たラインをマーカー指定で通過してゴール。
   各クラス共々大方の選手がゴールしたのだが、なかにはタイムオーバーやラインの選択ミスにより最大減点をもらう選手も・・。

2セク (午後消化義務)
午後からのオープン予定だったのだが、午前中にオープン。
立ち木の並ぶ自然地形を利用したモーグルの連続で、此処のセクションも大方通過していた。 

3セク (午前中消化義務)
2セク同様、立ち木の並ぶ自然地形を利用したモーグルの連続で、此処のセクションも大方通過していた。

4セク (午後消化義務)
5セクの逆走でキャンパーでのターンをいかに滑らずに走行できるかが、課題の設定で、通過者は約半数でした。

5セク (午前中消化義務)
SSとしていたのだが、インからの左ターン直後のステアを上れず最大減点の選手が半数以上おり、ラインを赤テープぎりぎりまでずらした走行が正解。

6セク (午後消化義務)
ここの会場では唯一の人口セクションで、コース設定者の思惑とは裏腹に、モディファイクラスでは村井選手のラッキーともいえるようなゴール以外は全滅だった。シルエットクラスにおいては、走破ラインがマーカー区分により見出せ、1/3の選手がゴールした。

レースが終わってみれば、午前中の好調さをキープした伊東選手が優勝し、続いて1点差に泣いた清原選手が2位、3位に関西から参加の藤原選手。
シルエットクラスでは、渡邊選手と新人の作田選手が6セクで明暗を分け、渡邊選手に軍配が上り優勝した。2位に作田選手。3位に井手口選手。


毎年のことではありますが、遠く関西、中部地方から遠征者を向かえ、プレ全日本戦的な大会を開催できましたことを主催者に代わりまして厚く御礼申し上げます。また、地元九州の選手の多数の参加で、今大会が盛況のなかで開催できましたことを感謝し、スタッフ、ギャラリーなどすべての方々に御礼申し上げます。 ありがとうございました そしてお疲れさまでした。

                                                           リポート 大会事務局代行      乱文はごめんしてね  
    

ずらり並んだ精鋭マシン

開会式風景

関西、中部からの遠征者の挨拶

主催者の内屋敷さんも選手として参加

1セク 石畳状イン

1セク ゴール前の石畳

1セク 奥のモーグル部

1セクのゴール

5セク SSに指定のイン直後のバケツ

5セクSSのステア

3セク モーグル部のステア

3セク 奥の180度ターン

1セク イン直後のロック(石畳)の別途のライン

2セク モーグル

2セク のゴール付近

4セク 5セクの逆走

4セクのキャンパーターンはよくすべりました

6セクのイン ロックで走破ラインがないが果敢にトライ

6セク インのロックをクリアしてもビックタイヤを抱えカメに

6セク やはりビッグタイヤを抱えカメになる

シルエットクラス上位成績者

モディファイクラス上位成績者
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