九州オールスターズseries2007第3戦 2ST.AD杯 in 土壇場車楽
2007年7月29日、熊本県の土壇場車楽において「2007九州オールスター第三戦」が 開催されました。灼熱の太陽が照りつける中、全6セクションを改造クラス8台、 シルエットチャレンジクラス20台、計28台で戦う熱き一日となりました。 改造クラスでは今年よりシルチャレクラスから改造クラスへ転向した高椋選手の 度肝を抜くようなライン取りやベテラン伊東選手のギャラリーを唸らせるような 熟練の技が炸裂。 シルチャレクラスでは車幅2メートルを超えるランクル40を自在に操る鳩野選手の 圧巻の走りや果敢に改造クラスのコースに挑戦する斉藤選手の熱き走りなど、ギ ャラリーも退屈する暇のないパワー溢れる戦いが各セクションで繰り広げられま した。 また今回は特別セクションとして通常ルール適用inと、時間内にクリアさえすれ ばテープタッチを除く減点は一切とらないというロックコース採用のin(改造車 は全てこちら)の二つのinが設定された特別セクションが用意されました。 結果として全ての選手がロック採用コースを選んだ事により10点かクリーンしか ないという明暗を分ける逆転セクションとなったのですが、難コースに果敢にチ ャレンジするというエントラントの熱き四駆魂が感じられる新しい試みとなりま した。 そして改造クラス優勝は改造クラス転向初年ながらも先輩エントラントの追撃を もろともしなかった高椋選手、二位は数日前に足を負傷をされたにも関わらずそ れを感じさせない落ち着きある走りを披露した村井選手、三位はベテラン伊東選 手、シルチャレクラスの優勝は車の大きさを感じさせないさすがの走りに加え最 後にはこれでもか!というほどのパフォーマンスを披露し愛車の確かな造りを証 明した鳩野選手、二位は自分の車の個性を確実な走りに活かした塘口選手、三位 は鳩野選手同様ロッククローリング大会でも活躍中のパワフルなランクル40を操 る今村選手となりました。 今回は改造クラスの蒼々たるメンバーに加え、シルチャレクラスにロッククロー リング大会でも活躍されるランクル&ラングラーの熊本勢のエントリーあり、オ ールスター初参戦、更にはトライアル初参戦の新しい顔ぶれもありと幅広い四駆 愛好家が集い、数台の転倒はあったものの大きな事故もなく盛況に大会を終える 事が出来ました。これもエントラントのみなさんはもちろんご協賛を頂いたみな さん、ギャラリーのみなさん、そしてコースオーナーである興梠氏の大会前の積 極的な告知などのおかげだと感謝しております。 第四戦となる次回は9月23日、J-clubにて開催となります。次回も多くのみなさま の参加を心よりお待ちしております。 レポート:松尾謙一
※なお写真ですがなるべく皆さんが写るように心がけたつもりではおりますがタ イミング的に写せていない方もいらっしゃるかもしれません。また、容量オーバ ーで閉会式の模様が写せませんでした。大変申し訳ございませんがご理解頂けれ ば幸いです。